うちにある木綿素材のTシャツやエコバックなどを藍(あい)で染め直ししてみませんか?
糸や布に色をつけることを「染色(せんしょく)」といいます。藍は、日本でも大むかしから使われてきた染料(せんりょう)で、江戸時代にはいろいろなものが藍色に染められて「ジャパンブルー」と呼ばれていたそうです。
緑の葉っぱが青い色で染まるなんて不思議ですよね?
色の不思議。植物の不思議。染色のプロセスはまるで理科実験のようでもあります。
また、今回やる「染め直し」は、環境にやさしいアクションだと考えられます。なぜなら、衣類を"染め直し"して、日本の文化を取り入れた新しい物に生まれ変わったら、むやみに新しいものは買わないですし、ひとつゴミを減らせるからです。
伝統文化を体験しながら環境アクションも起こせる藍染体験となっております!
藍染体験は、筑波山麓(つくばさんろく)にある築300年の古民家(こみんか)の庭、筑波山が美しく見える自然豊かな工房で2回に分けて実施しますよ。
第1回は藍で染め直し。
第2回は第1回で染め直しした生地に型紙を用いて、抜染(ばっせん)という手法で模様をつけます。
型紙は、筑波山麓で50年眠っていた伝統のあるものを使用します。これは、使い手がなく、途絶えそうになっている日本の文化のひとつを生き返らせる貴重な体験となることでしょう。
【日時】
第1回 持ち込みの生地を藍で染めよう
2022年11月19日(土) 9:00~11:00
第2回 伝統のある型紙を使って模様をつけよう
2022年11月26日(土) 9:00~11:00
※連続講座となります。連続の参加では都合がつかない場合はご相談ください。
【場所】
ぷにの家 つくば市作谷203
つくバス作岡シャトル 作谷(つくりや)下車 徒歩5分
【対象】
小・中・高生
※親子での参加も可
【定員】
15名
【参加費】
子ども:おひとり1,000円/回
保護者:おひとり1,500円/回
※ 各日、受付の際にお支払いください。
※ 保護者の方もご自身用として染物をする場合には、参加費をいただきます。
見守りのみの保護者、または1つの物を親子で染める場合は保護者の参加費は不要です。
【講師】
染色家 飯塚 優子(ぷにの家代表)
草木染の第一人者である、故)山崎青樹の姪で、幼少の頃から染が身近にあった。 大学時代から草木染を始め、草木染研究所にて助手を経験後独立。25年前より、筑波山麓の染色工房「ぷにの家」として活動開始。 筑波山麓に50年眠っていた型紙を大量に譲り受けた事で、この文化を50年後に残すため、型紙の新たな用途を若者と一緒に模索したいと奮闘中。
インスタ @puninoie
【持ち物】
お家にある染めてみたい物(綿100%。150gまで。事前に洗濯しておくこと)
例)Tシャツ、手ぬぐい、エコバックなど
手袋(ゴム・ビニール)
エプロン
汚れてもいい服装、靴。(長ぐつも可)
※親子で体験する場合は、保護者の方もご用意ください。
【申し込み締め切り】
2022年11月16日(水)
【お申込み】
受付終了しました。
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