2022年1月16日 第2回「伝統のある型紙を使って模様をつけよう」を実施しました。
伝統のある型紙とは。つくば市の北条地区にかつてあった染物工場が使っていた「型紙」で、柿渋を塗った和紙でできているそうです。古いものなので、破けていたり欠損があったりしますが、部分的に使えばよいので大切に残してあるそうです。
布の上に、この型紙を置いてその上から抜染糊を刷り込んで模様を布に転写します。
型紙は和風の模様が多かったですが、モダンな模様や中華風の模様も少しありました。 デザインが好きな人は、この模様を見ているだけでも楽しいのではないかと思いました!
さて。どんな模様を、どこに、どんな風につけるか?悩ましい時間が始まりましたよ(笑)
こうして、何人かで集まってやると、他の人の模様の入れ方がヒントになってアイディアがうまれたりするところがよかったです。
模様や配置が決まったら、いよいよ抜染です。 赤紫の糊が抜染剤です。なるべく均一に刷り込みつつ塗っていきます。
抜染の作業は、自然と親子や家族で協力し合っていて、その姿に飯塚さんは「すてきだね」とおっしゃってました♪
糊を塗った後は、型紙を外して乾燥させます。 乾いた色になってきたら、お湯で熱処理をします。すると・・・ 糊が取れて白い部分が現れました! 水洗いしたら出来あがりです!
世界にひとつだけのステキな作品ができあがりましたよ! こう眺めてみると、感慨深いですね。 みなさんにとって大切な一品になると思います。
今回も穏やかな日で、自然に包まれながらの体験はよかったです。 藍の染料液に張っていた氷がおひさまの光に当たるとキラキラしてキレイでした。
ぷにの家・飯塚さんには2回にわたりお世話になりました。 ご参加いただいたみなさまも、寒い中お越しくださりありがとうございました。
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